冒険者の服装

先日友人にリアルビキニアーマー（実在した、ではなく実際に作ってみた、だけどな）の写真を見せてもらって思ったこと。
やはり非実用的だ。

ブレストプレート（胸甲）なるものは存在するが、あれは脇腹の自由度を取り、その防御を捨てたものだ。ビキニアーマーの上胴部分は胸しか守らない。そもそも自由度が無い肋骨部分の防御すらかなぐり捨てている。

などと考えて思ったこと。
いわゆる冒険者の服装ってどういうのが妥当だろう？

うっそうと茂った森や丈の高い草原を歩くとき、足場の悪い岩場や沼地を歩くとき、これらすべてにおいて長袖長ズボンにしない理由はあまり無いと思う。あとブーツとグローブ。
転んだとき、何かで擦ったとき、日差しや砂嵐、雹など自然環境は肌を傷つける事象に溢れている。そして破傷風などの存在も忘れてはいけない。肌をさらけ出すのは基本的に愚かではないだろうか？
もっとも布地の厚さに関しては状況にあわせて様々にあると思う。温度差の激しい砂漠では基本薄物で外套用意とか、雪原では厚めのものとか。海上だと薄いほうがいいのでしょうね。
肌をさらけ出したほうがいい環境っていうのは「日差しが弱く、気温が高く、周囲に肌を傷つけるような植物等が無く、転ぶような足場の悪い部分がなく、肌が痛むほどの乾燥が無い」状況。室内くらいしか考え付かない。
そういった環境からの防御や機動性という意味で、ミニスカートとか絶対ありえないと思うんだがどうだろう。

そういえば女子体操着からブルマが消えているそうですが、制服もスカートからズボンにしたほうが色々と（防犯や風紀の面から）合理的だと思うのだがどうよ？