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適当に駄文。 書き物は妖怪メイン・・・でもないかも。 TRPGとか電源ゲーとかの話も。
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2月17日。8割出来たらヤル気が云々と言いつつ、結局深淵を持っていく。
最後まで入れようかどうしようか迷ったルールがあったのだが、投入することに決定したのは電車の中。たいていこういう「使用するかどうしようか最後まで迷う」場合、使用しないほうがいいのだが、今回は問題なかった。というより、使用してよかったかも。

+ + + + + + + + + +
で、何をしようとしたのかというと、ファンタジー世界で走り屋やってみよう、でした。夜の街中を馬で走り競い合う貴族のボンボンども。石畳を走らせるのは馬には大きな負担らしいが、まあどうでもいい。
以前何度か深淵でレースのシナリオなどやっていたので、それをもとに大きく競馬用にシステムを作り直す・・・・・・必要も無い。深淵には作業判定というのがあって、魔法を唱える、鍵を開けるとか戦闘中(非戦闘中でも長い時間をかける場合)に「どこまで作業が進行しているか」というのを示す判定方法がある。これを用いて、1度のレースを「1直線、もしくは1カーブを走りきる作業」の連続であると見なせばよい。あとは「直線を必要以上に高い作業値でクリアしたらカーブが危険」「だけどそのままカーブを曲がりきったら加速が残ってて有利」ってなふうに細かいところをつめてっただけです。
んで馬の乗り手を「10年前伝説と呼ばれた(当時正体不明だった)名騎手」「飢餓感を抱えている上級貴族のボンボン」「享楽主義の下級貴族のボンボン」、馬を「10年前伝説と呼ばれた名騎手が乗っていたが失踪した(魔族の血をひく)黒い牝馬」「妖精騎士の血を引くが普段は駄馬を装っている白い牡馬」「ただぶっちゃけひたすら早い駿馬」と作り(四人用にあと1組用意してはあった)この組み合わせをランダムにプレイヤーに引かせた。

システムの紹介の時に「なんで深淵でやる必要があるんだ」とか聞こえたので、ここに書いておく。
深淵は戦闘がメインのシステムではないので、こういう一般判定とかにはかえって向いてるのですよ?
縁故のおかげで演出がある程度は判定に影響を与え、ロールプレイの指針もしっかり出していける。なにより、命のやりとりが存在しないはずの競馬で、命を削る(推定寿命を使う)ことで「レースに命をかけるクレイジーども」がシステムに肯定された状態で存在できる。

で、どうなりましたかシナリオは?
白い駄馬が10年前の伝説へ、黒い牝馬が上級ボンボンへ、駿馬が下級ボンボン(女性になった)へ渡りました。
初めはボンボンたちがNPCへレースをふっかけ、アウトローを演出。駄馬に乗ったおっさん(10年前の伝説)は枯れ切った感じを見事にロールプレイ。
おっさん、「血が騒ぐ」とか言いながらなかなか走ろうとせず、他の二人にその腕前を披露したのは中盤に入ってからでした。「へっへーん、実は遅いんだよ~」技量は一番高かったのだが、馬がなぁw

NPC貴族の手回しやらなにやらで、公式の大会をひらくことになり、PCは全員参加。
ここでやっと黒い牝馬と10年前の伝説が邂逅し、馬への執着が発動する。そして魔族の血と反発して駄馬が目覚める。
可愛さ余って憎さ百倍のおっさん+妖精騎士白馬vsお馬さん可愛い上級ボンボン+魔族黒馬
を尻目に、推定寿命を削りまくって苦手なカーブをかわし、連発する1ゾロを補正しつつ逃げきろうとする駿馬+下級ボンボン(じゃじゃ馬娘)。
白熱する試合から目が離せない!ところで時間切れ。ええい、あと30分あれば! 16時半終了はきつい!

反省点・ん~理由はどうあれ、時間切れはだめよ。カード使うから「場所変えて続き」なんて難しいからね。
さて、運用は反省だらけだが、システムのほうはかなり上手く行ってたと思うのだね。まあ、システマティックに過ぎたかもしれんが。こういうのに慣れてるPLと慣れてないPLの差は、馬や騎手のデータと同じくらい格差を呼んだ気がする。

システム紹介がかなりアレな煽りだった(レーシングラグーンをもとにしてたね)ので引いた人が多かったようだが、導入がシュールってことはシナリオ自体は普通ってことです。逆に導入が普通なら、シナリオになんかギミックが仕込まれています。俺は「徹頭徹尾おかしなもの」よりも「一見普通なのになんかおかしい」とか「あきらかに間違ってるっぽいのに実は正しい」とか、そういうふうなのが一番面白いと思ってるので。まあパターンとして、であって常にではないけどな。覚えておくとなにかの役に立つかも知れん、立たんかも知れん、かもしれん。
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いつもは別のハンドルを使っている。
某MMOの属性武器の通称と同じなのは嫌なので、こっちを名乗る。
某大学RPG研究会OB。
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