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適当に駄文。 書き物は妖怪メイン・・・でもないかも。 TRPGとか電源ゲーとかの話も。
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自分で何か創作しようとしている若い人たちへ。

「自分だけの個性のあるものを作るのだから、他の作品は参考にしなくて良い、しないほうが良い」と思っている人は、意外に多いのではなかろうか?
俺も以前そういう台詞を言ったことがあり、また後年別の人間がほぼ同じことを言ったのを聞いたことがある。
しかし今、2つの理由からその考えに異論を唱えたい。

1.同じような作品がないかの確認のため
まるっきりオリジナルのものを作っても、似たようなモチーフのものが無いとは限らない。自分では似てないと思っても、他人がそう思うとも限らない。
たとえば耳の大きなアメリカネズミに「それはウチの版権侵害してるよ」などと言われないように、知ったかぶった批評家に「これは××のパクリですね」などと言わせないために、同じような作品には当たっておくべきである。
それでも「似てる」と評する輩は存在もしようが、少なくともそれらに対する反論の準備にもなるのだし。

+ + + + + + + + + +
2.参考文献の多視点化のため
なにかの文献を調べてから作品を作ることは多いと思う。それは同じモチーフの別作品であったり、ちゃんとした専門書だったりするだろう。
しかしその参考文献は正しいのか? 一切のはしょり、曲解、創作は入っていないのか?
特に同じモチーフの別作品の場合、作品の都合上はしょった場所、オリジナル要素として創作したものなどが多いと思われる。そういうものから得た知識を「正しい」と思い込んで作品を作ると、後に「浅学」「パクリ」等の酷評を受けかねない。
参考文献はできるだけ多く、別の視点から書かれた物を複数用意するのが望ましい。

とはいえ様々な小説・音楽・ゲーム・アニメetc.が大量生産される昨今、とても全てを網羅はできないけれど。それでも意識して複数の「似たようなモチーフ、ジャンルの作品」に当たることは有意義だと思う。

なお「独創性のあるもの」ではなく「売れるもの、受けるもの」が作りたい人に関しては、もう何も言わずに複数の有名作品に当たり続けるべし。理由は書かなくてもわかると思う。
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