それは美学じゃなかったのだよ

時間を置いて美学と正義のお話。
なんか自分の思考が迷走し始めたので、出発点に戻る。

もとはあるブレカナセッションでの話。
俺のPCが御世話になった村が盗賊に焼き滅ぼされ、その犯人（かもしれない）盗賊を前にしたときの事。
以下Strange/Toneより抜粋（トラックバックとかよくわかんねｗ）

＞ここで良かったのはアイシャの演出だったでしょうか。その生き残りにあえて剣を取らせた上で“勝負”してその盗賊を葬るという感じで、あんまり他では見なかったカッコつけ方だったので結構印象に残りました。やっぱりその人それぞれな美学みたいなのが垣間見えて、色んな人とプレイするのは面白いです。

むしろ愚考なんだけど

正義に関する続き。いろいろとコメントいただいたが、それに対する答えというか補足･･･なのか？

まず根本的に俺の考えている正義とは、その内実に一切の暴力的要素を含んではいない気がする。
つまるところ相手がどんなクソ野郎でも、そいつを殴った時点で正義終了。
そういう人間が「正義の味方がＴＲＰＧで表現できない」と言ったところでどうにもならん気がする。

ちなみに無抵抗主義は嫌いだ。もっと嫌いなのが「他人を救うために自分の命をかける」奴だ。
いや、双方とも普段は気にしないのですよ。むしろ好感を覚えるかも。
ただこいつらに「正義」や「美徳」のレッテルが貼られた瞬間にとてつもなく大嫌いになる。
他人を救おうとして果たせず自分も死んでしまった某国映画化の事件など、本人ならびに関係者には悪いが俺にとっては下手をすると罵倒しかねない行為に見える。自分の力量を正確に測れず、さらに多くの人間に迷惑をかけてどうするか、と。無論救えていれば、そして本人達も生きていればここまでは言わない。結果論的に愚行であった、という事実を美徳のように称える行為が気に食わないだけである。

ＴＲＰＧの話に戻る。

それは正義？ それとも美学？

久々のＴＲＰＧネタ。でも一部の人には気分の悪い話に聞こえるかも。
ＴＲＰＧにおける敵の概念、そしてその運用に関する問題提起。
提起したところで俺がこれを解消する良い手段を持つわけではない･･････

今週のセッションレポ：ブレカナ

夜はブレカナ。戦国霊異伝と迷ったのだが、普段はあまりGMやらない人がやると言ったのでお邪魔しました。

ブレカナですよ、ブレカナ！　何年ぶりでしょうか？もちろん３ｒｄは初めてです。２ｎｄだってやったことがあるかどうか、自分でも覚えていません。
というわけで周囲の人間から大雑把な説明を聞きながらキャラメイク。残る二人のＰＬは、こちらにあわせてキャラ作ってくれました。感謝。

基本的にＦＥＡＲのゲームは避けて通るのです。（あくまで基本的にーテラガンは好きなのよ）
理由は色々あるのだけれど、たぶん幾つかあたったシナリオが俺に向かなかったのだろうね。
でも今回のは心底楽しめたです。なにが苦手意識のもとなのか洗い出しておいたほうがいいな、これは。
すごい食わず嫌いに見えてきたですよ。

・というわけで今回のシナリオ
「腐った人間は皆殺しだー！」「やめろ！　この友情パワーを見て人間の強さを思い出すんだ！　クリティカル値が＋１されるんだぞ！」
「マローダーは話なんか聞かないぞー！」「しかたありません、行きなさいビオランテ！」「キシャー！」
「これが最後のマローダーとは限らない、きっと第二第三の･･･」「キシャー！」
「やはり怪獣は怪獣か、覚悟しろビオランテ！」
大事な所をすっぱり抜き去って判りやすくデフォルメすればこんな感じ。違うか･･･

今週のセッションレポ：深淵

ざざっと書こう。土曜日の昼間は新入会員も交えて深淵。
キャラをその場で作り、一言キーワードを書いてもらい、即興でシナリオ作成。

･･････うん、ざざっと書けないぞｗ
ＰＣが分割されて、二つのシナリオを平行してやった感じ。舞台は同じで、一部ギミックが共有ってとこか。
うまくかみ合わせることが出来なかったと考えるか、これもまた一つの楽しみ方ととらえるか。
とりあえず間違いなく反省すべきことは、新入会員さんへのヘルプが十分ではなかったな、ということ。
比較的自分から動いてくれる人だったので出番がなかったわけではないし、他PCともちゃんと絡んではいたのだけれどね。せっかくの魔剣持ちだったのだから、あそこを主役に据えるように頑張るべきだったと思う。

・今回の変態NPC
「他に余分な傷をつけずに頭部へ打撃を集中させて殺すとは、素晴らしい！」
「みぞおちに･･･ただ一撃・・・素晴らしい。強く･･･なったな、息子よ・・・」

・それはそれとして終了後の会話
「君、深淵何回目だっけ？」「今日で３回目ですね」
「PC間で殺しあったの何回目だっけ？」「３回目ですね」
いろいろ間違ってます。まぁいっか、深淵だし。